不動産建設業界の人達は、この言葉をよく耳にします。
しかし、ちょっと突っ込んで質問してみると・・・・・。
意味不明の回答しか出来ない。
これが現実。
丸八不動産グループの社員もおそらくそうでしょう。
ならば・・・
業界の人にも、それ以外の人にも、
「リノベーション」 についてザックリ説明し、しっかり学んでもらうきっかけを作りましょう。
私の手元にある 「本」 を使いながら、“読む” よりは “魅せる” 方法で。
１．定義
※補足
「1棟」 は、一戸建又は 「1棟マンション」 の場合です。
リイノベーションは、ここからスタートしました。
最近は、分譲マンションもリノベーションをやっていますから、
「一室まるごと」 も加えて下さい。
２．生み出す効果は・・・
※補足
「暮らし方」 「考え方」 を 「リセット」 するのがリノベーション。
従って、その人の 「価値観」 が一番大切。
それが具体的に目に写る 「個性」 として、
自分のライフスタイルを表現できるので若い世代にヒットしている。
しかも、予算面でも廉価。
「ありきたりの 新築」 よりも、
個性的な自分表現が出来る 「リノベーション」 が好まれている。
３．「暮らし方」 をリセットする為に、具体的には、何に着目するのか？
※補足
この項目。すごく解り易い。
ユーザーの頭の中を整理整頓して、文字で表現しています。
４．書店に行って、
リノベーション特集をしている雑誌を 「文字」 ではなく 「写真」 をたくさん見る。
その雑誌の代表格は・・・
2014
2015
2016
※リノベーションを 「居住空間学」 という表現をして、3年間も続けている。
５．数多く見ていると、傾向があることに気付く
①学生寮 → 隣人交流型マンション
※この手法は、リノベーションという言葉が流行する前に “コンバージョン” と言われていた。
「１棟まるごと」 のパターン。
「用途変更」 が伴う場合が多い。
②中古一戸建て → 個性派一戸建て
③中古マンション → 自然素材を使用した一室に。
④高級賃貸、分譲マンション → 高付加値賃貸分譲マンション
※バブル期に分譲されたマンションが売りに出され、業者が安値買いし高付加値を付けて再販。
マスコミがブームを作り、東京都心で good Business になっていた。
⑤団地 → DANCHI
UR賃貸住宅×民間企業リノベーション。
若者が住みたい個性的な居住空間に、40年前のRC建物の再生。
⑥郊外又は街中空室物件 → 用途変更して、カフェ、物販店 etc。
※一般ユーザーは、②、③
①、④、⑤、⑥は、不動産業者用です。
いわゆる、再生ビジネス。
６．丸八不動産グループが手掛けたコンバージョン・リノベーションは、大型物件ばかり
・ミュゼ四ツ池
（コンバージョン） ヤマハ音楽教室 → 結婚式場
・ポルテボヌール
（コンバージョン） ビオラ田町、上新電気 → 結婚式場、ネットカフェ、オフィス
・カギヤビル
（リノベーション） 築５０年ビル → 若者の文化拠点
・ビオラ田町３F
（リノベーション） 遠鉄システムサービス（オフィス） → エニシア（大型シェアオフィス）
丸八はビッグビジネスをしたいので、大型物件を狙います。
７．まとめ・・・・・
住宅業界全体が、“新築” よりも “ストック” に方針転換した方が、
ビジネスとして将来性ありと考えているので、一戸建て、マンションの
リノベーションが今、ブームになっているのです。
何より、新築は土地購入、建物建築するので、お金と時間がかかり過ぎ。
一方、リノベーションは 「提案型ビジネス」 なので、提案力さえあれば受注できる。
その時、一番大切なのが 「デザイン力」 です。
だから、BRUTUS CASA 等のデザイン雑誌がこぞって、
「リノベーション」 特集をしているのです。
そして、
ベースに流れているのが、「自分流」 を表現したがっている若い世代のセンスの良さです。
皆さん!!
これが、リノベーションの大きな流れです。
これで、「タテ糸」 が１本通りました。
平成28年7月10日 日本経済新聞に、
小さく、こんな記事がありました。
丸八アセットマネージメント社員は、見逃してはいけません。
画像一覧 
