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2019年10月30日

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

ここに2冊の本があります…
この偉大な二人のアーティストについてご紹介です。

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア
    マイルス・デイヴィス        ジャン=ミシェル・バスキア


マイルス・デイヴィス(1926/5/26-1991/9/28)

 アメリカ合衆国イリノイ州オールトン出身
 マイルス・デューイ・デイヴィス三世は、ジャズトランペット奏者、作曲家、編曲家。
 日本には彼を「モダン・ジャズの帝王」と呼ぶジャズ・ファンやジャズ評論家もいる、ジャズの巨人の一人です。
 クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、クロス・オーバー、ヒップホップ・ジャズ等、
 時代に応じて様々な音性を見せジャズ界を牽引しました。
 1975年夏
 マイルス・デイヴィスは突然、マイアミのコンサートをキャンセルして、
 ミュージックシーンから姿を消したそうです…音楽をやめたのです…
 以後、1980年まで、一度もトランペットを触らなかったと言われています。
 音楽をやめた理由の一番は、健康上のことだったそうです。
 長年のドラッグとコカインの常習とお酒、糖尿病で体はボロボロになっていたそう…
 更に股関節の炎症が悪化し、長く立って演奏できなくなっていたそうです。
 そんな心の疲労から真っ暗な世界にどんどん沈み込んでいき、
 正気と光のある世界へ戻る為の長くて苦しい道のりは続き…
 最終的には6年近くかかったそうですが、
 本当にカムバックできるのか…全く自信がなかったそうで、
 全ての音楽シーンから身を引いたそうです。
 そして、クラブにジャズを聴きに行くことも一切なくなったマイルスは一体何をしていたのか!?
 治療とコカインを断つこと…
 そして、絵を描くことだったそうです。

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア
このアルバムのジャケットは、マイルスが描いたものです。


ジャン=ミシェル・バスキア(1960/12/22-1988/8/12)

 ニューヨーク市ブルックリン生まれ(ハイチ系アメリカ人)
 グラフィティ・アートをモチーフにした作品で知られる画家。
 1978年
 バスキアはハンドメイドのポストカードとTシャツを売って僅かな生活費を稼いでいたそうです。
 SOHOのレストランで、アンディ・ウォーホルにアプローチし、ハガキを売りつけたそうです。
 ウォーホルと一緒にいたメトロポリタン美術館のキュレーターで評論家のゲルツァーラーは“too young”と
 バスキアを追い払ったそうです。ゲルツァーラーは、キース・へリングの才能をいち早く発見した方だそうです。
 マイナーなバンド活動もしていたそうですョ…
 1979年
 ニューヨークの有名な美術学校スクールオブビジュアルアーツの特待生であるキース・へリングと出会います。
 1980年
 Glenn O’ brien(映画プロデューサー)により、アンディ・ウォーホルを紹介されます。
 1983年8月バスキアは、アンディ・ウォーホルが所有するビルに移動し、以降、このスタジオが仕事場であり、
 生活の場となったそうです。ウォーホルとバスキアは、一緒に仕事をし、お互いの肖像画を描いたり、
 アートイベントに出席したり、人生や芸術の哲学について定期的に語り合っていたそうです。
 1984年
 クリスティーズ(大手競売会社)のオークションで、Untitled(Skull)が19,000ドルで落札されました。
 前年度に4,000ドルの価格で購入されたものだったそうです。
 『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア
 Untitled(skull)
 こちらの絵画、見覚えありませんかっ!!
 そうです、㈱スタートトゥデイの創業者 前澤氏(旧ZOZOTOWN社長)が、
 2017年5月ササビーズのオークションにて、110,500,000ドルで落札されたものです!
 (落札予想価格は60,000,000ドルだった)

 現在美術作品としては過去2番目の高額な落札となったそうです。
 それにしても、
 1983年には           4,000ドルの作品が、
 1984年には         19,000ドル
 2017年には110,500,000ドル(約123億円)!! 
 なんと27625倍  スゴイですね~!! 

 1985年
 NYタイムズマガジンの表紙に登場するも、
 薬物により健康が悪化し、顔に吹き出物が目立つようになっていたそうです。
 1987年2月
 アンディ・ウォーホル逝去。
 1988年8月
 アンディが逝去したこともあり、精神的に落ち込み更に過剰に薬に手を出し・・・・・
 仕事場であるスタジオで薬物過剰摂取で死亡しているのが発見されたそうです。享年27歳!


簡単に二人の紹介をさせて頂きました…
いかがでしたしょうか。
この二人、似ていませんか…

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア
       マイルス             バスキア


こちらは、マイルスが描いたものです。
『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア


こちらは、バスキアが描いたものです。
『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

やはりこの二人…

スタイル…
音楽好き…
精神面(薬物に陥る…)
絵を描くことが好き…

やはり似ている…と思います。
バスキアはマイルスに影響を受けたという噂話も・・・・・

チョット長めのブログになってしまいました…

2019年11/17まで
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』が森アーツセンターギャラリー(六本木)で開催されています。
これだけ数のバスキア作品を見る機会は中々ないと思います!
この機会に出掛けてみてはいかがでしょうか!

そして、
丸八不動産 田町サロンでは 11/4まで
“内山繁写真展/JAZZ” “徳持耕一郎 作品展(彫刻家、銅版画家)”も同時開催しております。

開場:12:00
閉場:17:00

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

『帝王と呼ばれた男』マイルス・デイヴィスと『ブラックピカソと呼ばれた男』ジャン=ミシェル・バスキア

マイルス・デイビスの写真もありますョ!
こちらもなかなか見る機会はないと思いますので、
是非、お立ち寄りください。


丸八不動産
 053-455-0808



こちらもどうぞ!

2019/10/02
『バスキア展』開催中!
5/29にご紹介した、『バスキア展』が好評開催中です!2019年9/21(土)~11/17(日)『バスキア メイド・イン・ジャパン』展が、森アーツセンターギャラリーで開催中。(東京 六本木)10/1号のPenに、40ページに渡り紹介されていました。楽しい展覧会だと思います。お出掛けになってみてはいかがですか…





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