こんにちは。ライブラリースタッフです。
ライブラリーで、読書の意味や良さを調べているうちに、私自身が本をよく読むようになりました。
私が今年に入ってから、読んだ本は38冊。
よく読んだと感じますが、1年間に80,000点の新刊が出版されていることを考えると、たったの38冊とも思います。
まだ11月ですが、ここで、今年読んで面白かった3冊をご紹介しようと思います。
「独立記念日」 原田マハ
この本は、様々な年代の女性たちが、ささやかに、しっかりと独立していく姿を描いた24の心温まる短編集です。
どんな人もみんなそれぞれ悩みや不安を抱えながらも頑張っていて、読むとちょっと前向きになれるお話。
なんだかとても優しく感じられて、あったかい気持ちになれました。
表紙には、ゴッホの「花咲くアーモンドの枝」!
我が家にある、アーモンドの小枝のポストカード、偶然の一致もうれしかったです。
「コーヒーが冷めないうちに」 川口俊和
とある喫茶店のとある椅子に座ると、望んだ時間に戻れるという喫茶店で起きた4つの奇跡の物語です。
恋人、夫婦、姉妹、親子。
泣けるという評判通り、私も何度も泣いてしまいました。
得も言われぬ感動の波に翻弄されます。
劇作家さんが書いた本。これは確かに演劇向きだと感じました。
きっと活字に慣れていない方にも読みやすいのではないでしょうか。
「小説 星守る犬」 原田マハ 原作:村上たかし
今年は、原田マハさんにはまった年でした。
なので、また原田マハさんです。
一人のお父さんと、一匹の犬の心温まる物語。心のふれあいにじんときます。
原作のマンガをマハさんが読んで号泣し、是非小説化したいと願って小説に。
私も最初から最後まで感動してしまい、涙が止まりませんでした。
あたたかな余韻が心地よい本です。
よかったら、あなたの読んで面白かった本や、感動した本など教えてもらえるとうれしいです。
本でつながる場所、そんな3rd placeもいいのではないかと思います。
2017/02/05
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2017/03/11
こんにちは、元城ライブラリースタッフです。元城ライブラリーは、ART FORME元城1階に設けられたアートフォルムオーナー専用の図書館。専門書、アートブック、暮らしを楽しむ様々な書籍や雑誌などをご用意しております。・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・日本人は、年間に…